
クラブ選びで最も重要なのが感触です。自然なスイングをするには「しっくりくる」「なんとなく打った感覚がいい」という感触が大切になります。
ヘッドの重さは重要
その際、注意してもらいたいのがヘッドの重さです。シャフトのしなりを生み出すのはヘッドの重さですし、クラブ性能をフルに引き出す自然なスイングをするには、このヘッドの重さを感じて振るのがもっとも効率的なのです。
これは単にヘッドが重ければいいということではありません。たとえばヘッドが重めのクラブでも、シャフトが重ければヘッドの重さが感じられないかもしれません。ヘッドの重さが意識できなければ、ヘッドを走らせる感覚も得られないでしょう。
クラブ選びでは技術レベルや体力などに合わせて、まずクラブの重さ、次に長さ、そしてロフトとシャフトの硬さを目安に購入するといいです。
ドライバーの選び方
ドライバーはヘッドスピードを目安に選ぶことをおすすめします。最も一般的な重さが295~305グラム程度です。これはヘッドスピードが36~40m/秒前後の、いわゆるアベレージの人にいちばん振りやすい重量になります。
ヘッドスピードがアベレージ以下ならこれより軽めがおすすめですし、逆にヘッドスピードがアベレージよりも速い人なら重めにすることをおすすめします。
またシャフトを長くするなら軽めに、短くするなら重くするほうがよいです。 平均は10度前後となるのですが、初級者には11~11.5度くらいがおすすめです。
ドライバーなどの長いクラブは、もともとスピンがかからない上、ロフトが小さいものを選んでしまうとスピン量が不足して、ドロップしたり、サイドスピンがかかったりしてしまいがちのためです。
アイアンの選び方
ドライバーはカーボンシャフトでも、アイアンはスチールの方がいいと思う人も多いと思います。でも、クラブ同士のバランスも大切です。7番アイアンを基準に考え、ドライバーとの重さの差が100グラム程度なら、スイングしてもまったく違和感がないと思います。
ヘッドスピードが遅い人は、難しいロングアイアンの代わりにフェアウェイウッドやユーティリティを入れると、とても使いやすくなります。
メーカーによってシャフトの長さやロフトに差があるので、単純に番手だけ見て購入しないようにしましょう。
前へ←
→次へ